ディープラーニングを用いた手書き書類処理の業務効率化

非定型帳票対応の AI-OCR である「Flax Scanner」は、見積書や請求書のように取引先ごとにレイアウトが異なり、取得項目の場所が無数に変わるような非定型帳票の場合でも、各項目の特徴を学習させることで、事前の帳票定義なしで対象項目を自動読取できる。ほかに音声AI認識ソリューションやレコメンドエンジン、チャットボットなども提供。 

エッジデバイス向け超小型AI&高速画像処理プロセッサ LSI「aIPE」 

高速な AI 処理を可能にする回路設計を行うスタートアップ企業。現在はFPGA実装のプロトタイプ段階であるものの、LSI 化が実現できれば、5ミリ四方の超小型 LSI で、AR で使われる 3D 認識技術「SLAM」や、高速な物体認識技術である「YOLO」が動く。小型、低電力、低コストでエッジデバイス側での高速 AI 処理を実現し、IoT センサーの小さな頭脳になる。

独自アルゴリズムで音声から気分の状態を判定

従来、音声から感情を検出するには最低でも5秒程度の音声データが必要だったものが、Emapth の技術ではきわめて短時間でリアルタイムに検出可能。音声は言語の種類を問わず解析できる。API 経由で利用により、モバイル端末や IoT でも導入可能。NTT ドコモとアプリや技術の共同開発や、富士通のロボットでの採用実績がある。

アプリだけで会話と評価が完結する英会話アプリ

学校法人や塾、企業研修向けに、英会話アプリ「TerraTalk」を提供中。TerraTalk では、音声チャットボットによるロールプレイ英会話に加え、ソフトウェアによるユーザーの発音などの評価を実現。資格試験の模擬面接から、旅行におけるワンシーンまで、ありとあらゆるシチュエーションに対応する。2018 年 10 月より、書籍と連動する「TerraTalk Connect」を新たに開始、普及が加速している。

独自のマルチホップ技術で無線LAN空間を安価に実現

独自の無線マルチホップ接続で LAN ケーブルをなくし、高速でスムーズなネットワークを構築する製品を提供。商業地や工場内などで、広範囲にわたる Wi-Fi 導入時に、ケーブル配線を平均で 7 〜 8 割削減する。中継段数は 10 ホップ以上の実績がある。無線ノードを活用した人流解析や、測位、AI 画像解析など応用サービス開発にも取り組む。

機械学習駆動型の高速イメージングセルソーティングシステム

機械学習技術と新開発の超高速画像撮影技術とを融合し、細胞の形態情報に基いて、高速に大量の細胞を分析、分取することができるイメージングセルソーティングシステムの開発、及び応用研究を進めている。この技術により、創薬や再生医療、細胞治療、検査診断分野といった医療、生命科学研究を革新し、より効果が高く安全な治療や診断を実現することを目指している。

煩雑な貿易業務を滑らかにするクラウドサービス

Zenport は貿易業務のクラウドサービス。発注から在庫、販売までのサプライチェーンを見える化し、プロセスの調整を簡単に。蓄積されたデータをもとに、発注精度の向上や余剰在庫の削減、売り逃しの削減も実現します。また将来は決済まで一気通貫でカバー。ブロックチェーンを用いたシンプルで安い決済方法を提案し、旧態依然とした貿易金融の形を革新します。