アプリケーションおよびウェブデータを データ ウェアハウス に収集するパターン( Firebase 向け Google アナリティクス )

 

解決する課題・使い所

スマホアプリのやウェブサイト上でのユーザの行動を分析、モニタリングする場合、一般的には Firebase 向け Google アナリティクス や Google アナリティクスを使用しますが、一方で以下のよう複雑な要件を満たすためにはそれらの機能のみを使用して実現することが難しい場合があります。

  • 通常の UI ではサポートされていない複雑なレポーティングを行いたい
  • 他のデータをかけ合わせた分析をしたい(会員データと掛け合わせて、一部の有料会員だけに絞った分析をしたい)
  • ウェブ上の行動履歴とメルマガ開封状況の相関を分析したい

そのような場合、Google Analytics for Firebase やGoogle アナリティクスの生データを BigQuery にエクスポートして、

  • SQL をベースとしたデータ加工を行って必要なレポーティングを行う
  • 会員情報やマーケティング オートメーションのデータなど外部のデータソースとかけ合わせて分析を行う

ことにより、要件を満たすことができます。

アーキテクチャ

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  • Google アナリティクスのデータは 1 日に 3 度以上の頻度でエクスポートされます(スキーマ)。また、最新のデータを数分以内に入手できるストリーミング エクスポートもオプションで利用可能です。
  • Firebase 向け Google アナリティクスのデータはリアルタイム ストリーミングとデイリーエクスポートでエクスポートされます(ストリーミング エクスポートを停止する選択肢はありません、スキーマ)。

利点

  • 各種のデータをノンコーディングで BigQuery にエクスポートできます。

注意事項

  • Google アナリティクスのエクスポートはデフォルトでUSリージョンに向けて行われるので、リージョンを指定するためには予め該当の Google Cloud Platform プロジェクトでアナリティクスのビュー ID と同じ名前のデータセットを作成する必要があります。(こちらのステップ 2.1 を参照)
  • Firebase 向け Google アナリティクスのエクスポートはリージョンが指定できないので、一旦エクスポート設定をして作成されたデータセットを削除し同名のデータセットをリージョンを指定したうえで再作成する必要があります。

このパターンで作成された事例

参照文献

BigQuery Export を設定する(アナリティクス ヘルプ)

EU 向けに BigQuery Export をローカライズする(アナリティクス ヘルプ)

プロジェクト データを BigQuery にエクスポートする